古家はぐくむ〜自宅改修記〜

大工と設計士の夫婦が築60年・自宅古民家を改修をしていきます。

藁床の畳を入れました

 

こんにちは。

 

日曜日はいつもぐだぐだになってしまいます。

が、昨日はなんとか少し作業をしました。

 


今日は畳を入れた時のことについて記事にしていきます。

 

今時珍しい、藁床(わらどこ)の畳

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綺麗ない草の畳表です。(熊本県産)

最近の住宅では、ダイケン畳やスタイロ畳が主流となってきました。

 

中古住宅や団地などでも、築20〜30年くらいだと

すでにスタイロ畳などが使われている物件が普通だと思います。

 

それでもいいかな?と少し悩んだのですが、

やはり自然素材を、という考えが勝ちました!

 

布団を毎日たたむ!

(あと、毎日じゃなくとも干す!)

 

面倒くさくても、敷きっぱなしにしないこと。

そして、畳の部屋には頻繁に掃除機をかけること。

これで虫問題はだいたい解決です!

 

(そもそもベッド生活という頭は当初からなかったのです。)

 

畳の下に敷く防虫防湿シートというもの

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防虫防湿シートを敷きます

これは畳屋さんが提案してくれたものですが、

特に藁床を使用する家庭にはおすすめしているそう。

 

防虫防湿シート。

2年くらいはダニの発生を抑制するとかなんとか。

 

効果の程はさておき、少しでも安心してもらいたい!

という畳屋さんの気持ちは受け取りました!

 

ちなみにお願いしたのは、ご近所の畳屋さん。

 

今時藁床にしたいと言ってくる人はめずらしい、と言われました。

何度も確認されました。「本当にいいの?」と。

そんなに?(笑)と思いましたが。

 

そもそも注文自体が少ないもんで、生産する農家さんも限られてたり、

どこどこ産のは今ないから〜みたいな、時期も大事みたいでした。

 

それで確か、千葉県産だったか、、、ど忘れしてしまいましたが、

藁を入れていただきました!

 

全体の厚みは2寸ほど、最初は厚めに入れるので、

2寸1分ほどはあったかもしれません。

だいたい63mmくらいですね。

 

スタイロ畳に比べると倍の重さです。

1枚30キロくらいあります(^^;)

 

畳屋さん、どうもありがとう✨

 

 

美しい、い草表と無地の畳縁

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和室の全貌

畳を入れたところ、6畳間の和室の全体像です。

 

このとき、真夏でしたので、扇風機と除湿器をまわしています。

まだ住んでいないときですので、生活感がないですね。

このあと存分に出てきます。。。

 

畳縁(たたみべり)は、綿製と麻製と迷ったのですが、

麻製にしました。

最終的には表情が気に入りました。

 

色は茶色です。

無地だと引き締まって見えるので、いい感じです。

 

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畳のアップ

満足です。

 

非常に満足!

 

自分で畳を購入することになるとは思ったこともありませんでしたが、

嬉しい買い物となりました。

 

 

※金額については詳細に言えませんが、

個別にご連絡いただければ、回答いたします。

 

 

 

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和室〜プチ左官屋さん体験DIY

 

おはようございます!

 

昨日は雪で寒く、あまり動けませんでした。

今日は動こう!

 

 

和室の工事

さて、自分たちの寝床を整えなくてはいけないので、

他の工事と併行して和室の工事をはじめました。

 

ここも机や箪笥などがひしめいていたので、

まずは物の撤去をしてからになります。

 

昭和の時代によくあるのですが、

和室の壁は繊維壁でした。

キラキラしていて、触るとポロポロと落ちます。

 

壁は問答無用で変更。

明るくなるといいなと思って、漆喰を上から塗ることにしました。

 

畳はずっと変えていないようなので、

布団も敷きたいし、思い切って新しくすることに。

 

天井は傷んではいましたが、見るに堪えないほどではなかったので、

変えずにいくことにしました。

 

 

まずは壁を落とします!

繊維壁はそのままだと、塗ってもくっつきが悪いため、

スプレー等で表面に水を吹きかけて、ガリガリとこそげ落とします。

 

スクレーパーなどがあると良いですね。

 

結構な力仕事です。

繊維壁の下のセメントのような、下塗り材が出てきます。

 

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シーラー塗ります

その後は、後から塗る壁材のくっつきを良くするため、

マスキングテープ等で養生をしてからシーラーを塗ります。

 

 

漆喰塗ります!

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漆喰の下塗り

これ、漆喰とはいっても、我々は左官屋さんではないので(^^;)

DIY用の「うま〜くヌレール」というものを使用しています。

 

www.umakunureru.com

 

調合したり、撹拌したりすることもなく、

そのまま使えるので本当に簡単でした!

(その分、費用は割高と思います。)

 

下地によっては、専用の下塗り材や割れ止めのテープなんかもあります。

やり方をよく見てから購入したり、工事を行いましょう。

 

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漆喰 二度塗りします

漆喰を二度塗りしたところで、壁の工事は終了です。

 

一応グレー色を塗ったはずなんですが、

乾いても白にしか見えないです。。。

 

みんなの塗りムラが出て、なかなか味のある壁に仕上がりました。

 

 

この後いよいよ畳を入れますよ〜!

ではではまた次回!

 

 

 

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あこがれの無垢の床板

 

新年あけましておめでとうございます!

 

年末年始で少し間が空いてしまいましたが、

今年も変わらず、自宅改修工事の記事を

のんびり更新していこうと思います。

 

しかし工事中の我が家はまだまだ寒いです。

すきま風とか。。。

灯油ストーブで暖をとります。

 

冬はなかなか起動できない時がありますね。

体にむち打ちながら、やっていきたいと思います!笑

 

 

興味を持ってくださる方、本当にありがとうございます!

 

 

 

無垢の床板

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橅(ブナ)のフローリング

念願叶って、無垢の床板を購入することができました!

 

ここで言う「無垢の床板」とは、

厚みが15mmあるのですが、

そのすべてがひとつの木から製材されていることを指しています。

 

現在フローリングというと、

表面だけ無垢の木をスライスした突板(つきいた)で、

あとは合板でできているというのがほとんどではないでしょうか。

厚みは12mmが多く、幅は3尺(3枚分で1セット)が多いです。

 

なので無垢の床板であることを強調しています!

 

 

こちらの素材は金山町森林組合というところでお願いしています。

得意なのは杉材なのですが、めずらしく堅木がとれたタイミングでした。

キッチンやリビングには堅木を、と思っていたのでよかった・・・!

 

橅(ブナ)という木は、家具によく使われる材ですね。

 

白っぽくて柔らかい表情をしていて、楢(ナラ)とくらべ女性的と表現されます。

 

 

ちなみに森林組合の方ですが、下記URLにホームページがあります。

www.kaneyamasugi.com

 

秋田県山形県の境にある場所で、

「金山杉(かねやますぎ)」という呼び名である杉が売りです。

 

杉も赤身勝ちで、中温乾燥という乾燥方法を使っています。

見た目も強度もとても良い素材です。

 

一般的には高温乾燥材が流通していますが、

内部割れのリスクがあることや、焦げたようなにおいがします。

 

乾燥方法の違いは下記外部リンクへ!

わかりやすいです。

www.umee-seizaisho.com

 

 

うちの大工さんも嬉しそう

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床板を張っているところです

どんどん床板を張っていきます。

 

実は最近、無垢の床板を張ること自体少なくなってきているため、

手を掛けられるからか、うちの大工さんも嬉しそうでした。

 

簡単な製品もあるのに、わざわざ面倒くさい贅沢な仕事をしている。

と言ってしまえばそれまでですが、

良い仕事をして力を出せることは、職人さんの喜びでもあります。

 

 

白い紙のようなものはスペーサーです。

梅雨の時期なんかは材料が膨張しているため使わないですが、

特に冬場は乾燥して痩せているため使います。

 

リビングは少し乱張りにしてもらいました。

 

 

床板を張る作業はしゃがんだり立ったりの繰り返しで、

下を向いて行うので、腰が痛くなるようです。

 

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最後は喜びとともにぐったり〜

張りきったあとはこの床に寝転んで、

喜びを噛み締めました!

 

 

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進む床組工事〜建材とうまく付き合うこと

 

前回打設した防湿コンクリート、一晩で乾いて、

次の日には乗っても大丈夫になりました。

 

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防湿コンクリートが乾きました

これがわりと嬉しくて、土間にテント張って

キャンプする計画が持ち上がりましたが、

連日の工事で疲れており、そしてすぐ床を組んでいく予定だったため、

却下!と相成りました・・・残念。

 

外していた窓と欄間も元に戻して、

これで一応ですが、外部をシャットアウトできました!

 

 

いよいよ床組製作開始!

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床組をつくっていきます

夫の友人にも手伝ってもらいながら、

大引(おおびき)を流していきます。

 

最近は、床面で剛性をとるためと、施工のしやすさから、

根太組みせず、3尺のマス目に組んでいくのが主流です。

根太レス、もしくは剛床(ごうしょう)なんかと呼ばれます。

 

今回は、材料費の若干の節約のため、

そして家があまり堅くないので、剛床とはせず根太組みとしました。

 

詳しい違いは外部サイトへどうぞ。

www.house-support.net

 

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大引をながします

床の高さはレーザーで出します。

大引の下には、鋼製束を配します。

 

今の家では、こんな作り方をしているので、

新設した床の不陸問題(ビー玉が転がるとか)は

ほとんどなくなってきたのではないかと思います。

 

 

ちなみに大引は栂(ツガ)を使用しています。

この時点で、土間と大引に防虫防蟻剤を塗布していきます。

 

土間は少し薄めてスプレー、大引には原液を刷毛塗りです。

 

化学製品を使うのが嫌だったため、

天然由来の防虫防蟻剤を使用しました。

(当方、新建材を多用した新築住宅に入ると気分が悪くなるのです^^;)

(通常運転でも、有機溶剤系の防虫防蟻剤はにおいでダメです。)

 

使った製品名は忘れてしまいましたが、

下記サイトのものに近いと思いました。

天然ヒノキチオール配合、ヒバ油由来の物。

www.easteco.net

 

 

自然素材と新建材

予算もあるので、自宅に限らずお客様でも、

すべてを天然由来のものにしよう!とはできないのが現状です。

 

しかし、せめて揮発して体の中に入る可能性の高い塗料や、

肌に近いところのものだけでも

自然素材を使用していきたいものです。

 

良いのだか悪いのだか、私の場合は、石膏ボードや断熱材、合板などは

予算によってはそういったものを選ぶ、という癖がついていますね。

 

建材すべてが悪い訳じゃない。

特性を知った上でどのように選ぶか、ということ。

 

本当にこれにつきます。

何を大切にしたいかを明確にするのが大事です。

 

 

 

床組まだまだ続きます

またも詳しい写真がないのですが、

大引の上に1尺間隔で根太を置き、

根太間には発泡系の断熱材を詰めました。

 

どこもかしこもツウツウの我が家、

床の断熱もそこまでグレードは上げていません。

そんなに良いものでなくとも、当初より格段の効果が上がるのは、

古民家改修の良さかもしれません。

 

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床合板張りました

雑多な感じですが、

根太の上に針葉樹合板の3×6(サブロク)板を張っていきます。

 

これでやっと!

床板が張れます!!!

 

床板は無垢板を購入したので、楽しみにしていた作業なのです\(^o^)/

この作業はまた次回!

 

 

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土台と防湿コンクリート

 

急に寒くなってきましたね〜。

そろそろ冬至も近いので、毎年こんな感じだったかな?

と、いつも昨年の寒さのことを忘れてしまっています。

 

アップしている写真が夏頃のものなので、

見ていてあったかそうでいいな〜と思っているこの頃です。

 

この時は暑くて仕方なかったはずですが...

 

 

 

土台の加工

 

先日打設した場所の型枠を外して

土台を加工していきます。

 

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土台を加工します

抜いた柱や、古い、余っていた材料を使います。

 

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土台組んでいきます

当たり前のことですが、今ある土台と高さをそろえるように

パッキンを含め、基礎の立ち上がりの高さを設定しています。

 

設置していたアンカーボルトに、

土台を緊結する金物を締めて、作業は完了です。

 

 

 

配管敷設

 

そして、土だった床に防湿コンクリートを打つため、

先に給水・給湯と下水の配管をします。

 

 

なのでこの時までには、キッチンや浴室、トイレなどの

間取りと配置を決めておかなくてはいけません。

 

ちなみにお客様の家では、解体してみてからのプラン変更

ということでも無い限り、こんなことはほとんどありません^^;

 

本当に見切り発車感のあるこの家です。

しかしギリギリ決まりました!笑

 

 

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配管立ち上げ

配管をしていきます。

これは近所の水道屋さんに工事をお願いしました。

 

 

防湿コンクリートの打設

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コンクリートを打設する様子

 

上水・下水が決まったところで、

(これを建設業界では「逃げたら」と言います)

 

防水フィルムを敷いて、ワイヤーメッシュを敷いたあと、

防湿コンクリートを打設します。

 

ネコ(一輪車)でこの面積をやるのは大変なので、ポンプ車を呼んでいます。

 

下が決まってくると、どんどん上の工事に入れるため、

ちょっと嬉しくなってきます。

 

 

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