古家はぐくむ〜自宅改修記〜

大工と設計士の夫婦が築60年の自宅古民家を改修していきます。小島工務店サイトURL>>>https://kojimakoumuten.net/

雨漏り修繕その②〜剥がしてみます

 

屋根の雨漏り修繕、前回の記事で、屋根を剥がすことに方針を固めたので、

今回はいよいよ剥がしていきます。

 

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屋根剥がし① 

これは棟(むね)の部分。

 

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屋根剥がし②

瓦棒の部分が剥かれたところ。

心木は所々腐っているところも見られました。

今回これはすべて撤去!

 

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屋根剥がし③ 断熱材が出てきた

そして板金の下には断熱材が・・・!

 

グラスウールで、板金裏打ちのようでした。

なので厚みは申し訳程度

(つぶれる前は10mmくらいはあったのか?というくらい)

現在の住宅の省エネ基準には、鼻で笑われそうです(^^;)

 

この家は、天井裏にも断熱材は入っていないため、

この薄い断熱材のみで暮らしていたということですね。

 

2階はさぞかし夏は熱く、冬は冷えたことでしょう。

 

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屋根剥がし④ 野地板はこのまま

断熱材まで剥がして、野地板の状態になりました。

剥がすのはここで終了、野地板はこのまま使います。

雨漏りで腐っていたところなどは新しい部材に入れ替えます。

 

屋根は早々に塞がなくてはならないため、

この後すぐさまとりかかります。

 

次回の記事で詳しく書きますが、断熱性能を良くし、

通気も屋根でとれるようにします。

建物全体のバランスを見て、ある程度のグレードでいくことに。

 

 

 

思いつきで進めている感のあるこの工事。

うまくいってくれるのやら。

 

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