古家はぐくむ〜自宅改修記〜

大工と設計士の夫婦が築60年の自宅古民家を改修していきます。小島工務店サイトURL>>>https://kojimakoumuten.net/

解体作業と間取り思案


さて、前回で屋根の方が一段落ついたので、

今度は内部の解体工事に着手します。

 

大変だった片付けは、どうにかこうにか終わらせて、

天井を剥がして、壁を剥がして、床を剥がして。

 

ちなみにその前に照明器具などの撤去もしていますが、

絶対にブレーカを落としてやりましょう!

 

というか、資格がないといじれないので、

こういうところはプロにお願いしてくださいね。

 

忘れていて、わたしは何本かペンチをダメにしました・・・

悲しいですが、それ以上に危険ですので

ブレーカは落としてから、です!!!

 

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天井をはがしたところ 見えているのは2階和室の荒床

 

1階は細かい部屋に仕切られていたので、

リビングにするにあたって、なるべく壁が無い方がいいかなと思い、

壁は極力撤去しました。

 

が、そもそもが耐力壁とも呼べないような壁ばかりだったので、

新たに耐力壁を作ったり、バランスを見て無理がないようやっています!

 

また、浴室はタイル張りだったので、

振動ドリルなどを使ってちょっとずつ壊します。

 

振動ドリル、わたしはあまり使ったことが無いですが、

数時間使うと、その日は手に痺れが残るそうです。。。

 

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浴室解体 タイル張りだが木部はそんなに傷んでいなかった

 

浴室の床タイルの下は、下地コンクリートの厚みがあまりなかったため、

一度すべて撤去して、新しく防湿コンクリートを打設することに決めました。

 

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まだ当分住めないなあ


だいたい解体が終了したときです。

 

台所の下以外は防湿コンクリートは打っておらず、

土のままでした。

 

外にはツタや竹などが生い茂っていたため、

床下にも結構入り込んでいました。

 

ということで、床下の防湿コンクリートは必須かなと。

 

 

間取り考察

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リフォーム前の間取り

 

壊す前の間取り図面です。

1階に水廻りが集中しています。

 

図面で見るとわかりますが、なんと脱衣場がありませんでした。

これは脱衣場を新設したい!

 

トイレもタイル張りでしたが、和式でした。

やはり便器は洋式が良い!

 

そもそも30年くらい経っているような設備関係は

いつ壊れるかわからないので、すべて取り替えるようですね。

 

こんな条件でなんとなくリフォーム案を何案か出してみて、

他の人の意見を聞いてみたりもしました。

 

で、落ち着いたのが下の図です。

 

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リフォーム後の間取り計画

 

階段は掛け替えたかったですが、場所の移動もできないし

予算もないのでそのまま使うことにしました。

 

納戸であったところに浴室と脱衣場を設け、

トイレは向きを変え、

なるべく建具は引き戸に変更することにしました。

 

建具は知り合いの建具屋さんに木製建具を頼みたくて、新設する予定。

 

台所は収納もとれるよう、広々させたい。

→主に妻の要望。

 

リビングダイニングはひと続きの空間とし、広々使えるように。

 

 

一軒家だけど、図面で見るとそんなに広くないのがわかると思います。

左半分は居住空間ではなく、店舗なので(^^;)

2階に個室はありますが。

 

狭くともなんとか快適に住めないものか

そうしたことも焦点にあてて、進めていきたいと思います!

 

 

 

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