前回打設した防湿コンクリート、一晩で乾いて、
次の日には乗っても大丈夫になりました。
これがわりと嬉しくて、土間にテント張って
キャンプする計画が持ち上がりましたが、
連日の工事で疲れており、そしてすぐ床を組んでいく予定だったため、
却下!と相成りました・・・残念。
外していた窓と欄間も元に戻して、
これで一応ですが、外部をシャットアウトできました!
いよいよ床組製作開始!
夫の友人にも手伝ってもらいながら、
大引(おおびき)を流していきます。
最近は、床面で剛性をとるためと、施工のしやすさから、
根太組みせず、3尺のマス目に組んでいくのが主流です。
根太レス、もしくは剛床(ごうしょう)なんかと呼ばれます。
今回は、材料費の若干の節約のため、
そして家があまり堅くないので、剛床とはせず根太組みとしました。
詳しい違いは外部サイトへどうぞ。
床の高さはレーザーで出します。
大引の下には、鋼製束を配します。
今の家では、こんな作り方をしているので、
新設した床の不陸問題(ビー玉が転がるとか)は
ほとんどなくなってきたのではないかと思います。
ちなみに大引は栂(ツガ)を使用しています。
この時点で、土間と大引に防虫防蟻剤を塗布していきます。
土間は少し薄めてスプレー、大引には原液を刷毛塗りです。
化学製品を使うのが嫌だったため、
天然由来の防虫防蟻剤を使用しました。
(当方、新建材を多用した新築住宅に入ると気分が悪くなるのです^^;)
(通常運転でも、有機溶剤系の防虫防蟻剤はにおいでダメです。)
使った製品名は忘れてしまいましたが、
下記サイトのものに近いと思いました。
天然ヒノキチオール配合、ヒバ油由来の物。
自然素材と新建材
予算もあるので、自宅に限らずお客様でも、
すべてを天然由来のものにしよう!とはできないのが現状です。
しかし、せめて揮発して体の中に入る可能性の高い塗料や、
肌に近いところのものだけでも
自然素材を使用していきたいものです。
良いのだか悪いのだか、私の場合は、石膏ボードや断熱材、合板などは
予算によってはそういったものを選ぶ、という癖がついていますね。
建材すべてが悪い訳じゃない。
特性を知った上でどのように選ぶか、ということ。
本当にこれにつきます。
何を大切にしたいかを明確にするのが大事です。
床組まだまだ続きます
またも詳しい写真がないのですが、
大引の上に1尺間隔で根太を置き、
根太間には発泡系の断熱材を詰めました。
どこもかしこもツウツウの我が家、
床の断熱もそこまでグレードは上げていません。
そんなに良いものでなくとも、当初より格段の効果が上がるのは、
古民家改修の良さかもしれません。
雑多な感じですが、
根太の上に針葉樹合板の3×6(サブロク)板を張っていきます。
これでやっと!
床板が張れます!!!
床板は無垢板を購入したので、楽しみにしていた作業なのです\(^o^)/
この作業はまた次回!
応援してくださると嬉しいです(^^)/