古家はぐくむ〜自宅改修記〜

大工と設計士の夫婦が築60年・自宅古民家を改修をしていきます。

自分たちのこと

 

 

古民家である自宅を改修して住まおう、というのは最近よくある話かもしれません。

(うちの場合、古民家とも呼べない、古い家ですが、、、)

 

こちらのブログでは、大工と設計士という、その道の専門家とも言える我々が、

自力でどんな風に改修していくのか、

それこそ亀の歩みですが、笑

地道に記していこうと思います。

 

きっかけなどは下記の自宅改修工事の最初の記事に書いています。

 

kominka-myhome-renovation.hatenablog.jp

 

 

というわけで、まずは自分たちの紹介をしていこうと思います。

 

まずは大工の夫、ゆーさん。

 

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大工の夫です

ものつくり大学を出たあと、大工の親方のもとで6年間修行をしました。

 

その間に、全建総連主催の全国青年技能競技大会で金メダルを受賞しました。

(第32回大会@徳島)

 

全建総連のホームページはこちら Zenkensoren » 全建総連全国青年技能競技大会

 

一級大工技能士の資格も持っています。

 

現在は前職を辞め、神奈川県相模原市の実家に戻って仕事をしています。

建設関係の親戚が多く、祖父と叔父の跡を継ぐつもりです。

 

手を動かすのが好きで、甥っ子のためにベビーベッドを作ってみたり、

床板の端材でiPhoneケースを自作したりしています。

 

 

そして、主に記事を書いている設計士の妻、たきです。

 

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設計士の妻です

芝浦工業大学出身で、そこで古民家について調べまくり、

土台や礎石(石場建て)についてのニッチな論文を書きました。

それから埼玉県越谷市設計事務所工務店であるけやき建築設計に入ります。

 

keyaki-sekkei.com

 

途中で施工会社も立ち上がりました。

keyakigumi.co.jp

 

想像を超えて、設計から現場監督、お客様との打ち合わせから見積作成まで、

いろいろな仕事を6年間経験しました。

 

第2種電気工事士の資格を持っているので、今回の自宅改修工事では

自分でできるところは配線しています。

 

基本的には木造住宅を得意としていますが、

古民家再生や店舗設計・施工もやっており、代表的なものは「はかり屋」さんです。

 

hakari-ya.jp

 

この物件は前職最後の大きな仕事で、

大工工事は、夫のいる工務店にお願いしておりました。

 

実は前職の仕事が縁で知り合った我々、結婚式もここで開催させていただきました。

 

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結婚式の様子 古民家で和装で。

 

自分の手を動かして何かを作るのが好きな二人なので、

自分たちの家もなんとか直していこうという心づもりです。

 

 

 

我が家に迎えた新入りさん

 

さてさてこんにちは。

今回は家の工事の記事ではありません。

 

5月は我が家に大きな動きがありました。

 

実は、今か今かと待ち望んでいた

子どもが産まれたのです。

 

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予定日を過ぎてもなかなか産まれず、

産まれる前はずっと心配していましたが、

今はすくすくと育っています!

 

コロナ禍で楽しいニュースは少ないけど、

 

うちには希望がやって来てくれたようで、

毎日お世話に追われながら、

赤子の百面相に笑顔が絶えません。

 

祖父母も孫フィーバーしています。

 

この先、工事の記事は少し滞るかもしれませんが、ご理解の程お願いしますm(_ _)m

 

 

軒天と屋根まわりの工事、残ってました

 

雨漏り補修で止まっていた我が家の屋根部分の工事。

とりあえず一安心ということで、その後触れていませんでした。。。

 

屋根の板金工事の後には軒天(軒裏天井)を塞ぐ工事と

張り替えていない下屋・霧除けの屋根塗装、

外壁の塗装工事などをやります。

 

ただ、現時点でも途中段階なので、

できる範囲で記事にしていこうと思います。

 

 

軒天をとじます

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屋根の板金工事が終わった段階

雨漏りしていた屋根は直りましたが、まだこれで終了ではありません。

 

屋根のすぐ下に木材が見えていますが、

この上に化粧となる材料を取り付けていきます。

 

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母屋と軒天

破風(はふ)の下に母屋(もや)という部材が外壁から出てきているのですが、

この部分は棟にあたるので棟木(むなぎ)ですね。

先に板金でぐるっと巻いてもらっています。

 

イカル板を母屋と母屋の間に張っていきます。

 

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軒先には有孔のものを

軒先に使用するのは有孔のケイカル板です。

一応穴の面積を計算して張っています。

 

これで屋根換気をとっています。

屋根面であたためられた空気は、棟に向かって抜けていきます。

 

 

破風・鼻隠で端っこをくるむ

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破風板・鼻隠板の取り付け

軒天が終わったら、今度は破風板・鼻隠(はなかくし)板の取り付けです。

位置の違いで呼び名が変わるだけですが、細かな違いは下記URLをご参照ください。

 

polaris-hs.jp

 

ちなみにつなぎ目にはコーキングをしたり、割と細かい仕事もあります。

 

今回は自宅なので大工さんが自力でやってますが、

最近はサイディング屋さんが外壁と一緒に工事することが多いと思います。

リフォームはまた勝手が違いますが、工事の分業化が進んでいますね。

 

色合いですが、屋根がモスグリーンなので、

破風と鼻隠し・母屋に巻いた板金は焦げ茶を選びました。

雨樋は鼻隠し部分に付けるので、同様に焦げ茶ですね。

軒天は白。(オフホワイトやクリームに近かったかもしれません。)

 

 

屋根工事完了!

これで、やっと2階の屋根工事が完了と言えそうです。

 

ここまでやってみると、外壁の古さが際立ってきます。

古い、モルタルとサイディングでできた壁。

おそらく30年は手入れしていないのではないか・・・

 

次回は外壁の塗装について、記事にしたいと思います。

 

 

 

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ヒノキの腰壁のトイレ、完成!

 

また長らく更新できていませんでしたが、

 

ちょこちょこ工事は進んでいます!

 

 

前々回の記事ではトイレの改修計画から下地の工事までをお伝えしました。

 

kominka-myhome-renovation.hatenablog.jp

 

 

今回はトイレの完成までの作業なんかを追っていきたいと思います。

 

 

水道関係の工事 

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横引き排水なのですね

実は今回、新品だけど使わなくなって何年か経った、

いわゆる新古品というのでしょうか。

そういった便器を譲ってもらいました。

 

この便器が特殊で、住宅だと普通は下に排水を流すものが多いのですが、

横に排水を流すタイプになります。

 

土間の店舗にトイレを後付けする場合なんかに重宝するタイプですね。

 

組合せ式のトイレなので、タンクだけ新しく購入し、

便座のウォームレットも古いものを利用します。

(夫のアパート時代のもの。)

 

安定のTOTOさんです。

 

 

天井は簾を使用

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焼き竹の簾(すだれ)です

天井はのっぺりさせたくなかったので

焼き竹の簾をホームセンターで購入してきました。

 

これを薄いベニヤ板に接着剤で固定します。

 

このまま1枚ではもたないので、竿縁を簡単にデザインして、

上から簾のついたベニヤを載せます。

 

一応天井裏から竿縁に向けて、フィニッシュネイルなどで固定していると思います。

 

 

ヒノキの腰板張り

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見えにくいですが、ヒノキの腰板です

トイレの下の方は、やはり尿ハネや汚れが気になるところだと思います。

なので、消臭効果の高いヒノキの無垢の羽目板で、腰壁をつくることにしました。

 

床は既に隠れてしまっていますが、こちらはバンブーフローリングを使用しています。

バンブー=竹ですね。

ちょっとつやつやしていて、汚れが落ちやすいかな、と思いました。

まあこれも貰い物なので、ここに使うのがいいかな、と当てはめていった感も否めませんが・・・(^^;)

 

 

完成した様子

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トイレ内観〜窓から見てます

腰壁の上の壁は漆喰にしたのですが、

施行中の写真が皆無だったので完成写真になります。笑

 

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天井の感じです

照明はソケットに電球をはめ込むだけの簡素なものです。

 

ただ、前職のリフォーム現場でゴミとなっていた照明の傘を

お施主さんからもらっておいて、数年あたためておいたのですが、

これが良い仕事をしてくれました(^^)

 

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入り口から見た感じ

やはり腰壁と漆喰、相性が良いです!

お気に入りのトイレとなりました。


トイレは狭い空間ですが、場所ごとに仕上げを変えるだけで

面白い部屋、味のある部屋になります。

ただ、長居しないように気をつけなければ。。。と思います。笑

 

 

 

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相撲が好きなはなし

 

こんにちは!

今回は自宅改修工事の記事ではなく、時事問題について。

 

 

新型コロナウイルスが世界的に広まっていることで、

日本でも全国一斉休校や不要不急の外出を控えるなど、

いろいろな措置が講じられていますね。

 

 

といっても夫は現場仕事なので、今のところ仕事に影響は出ていません。

私の方も自宅仕事なので、外出するのは買い物に行くときくらいです。

 

資材なんかは今後問題が出てくるかもしれないですね。。。

 

現在唯一の問題は、現場用のマスクも買えないことでしょうか。

花粉症もあるけど、

現場はいつでも粉塵が舞っていますので、普段から肺ガン対策のため使用しています。

 

最近は手作りしてなんとか凌いでいます。

 

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(トイレットペーパーなんかは、最近落ち着いてきたのでよかった。。。)

 

 

そして、夫婦して相撲が好きなので、

無観客試合ではありますが、相撲番組を追っかけています。

 

2週間くらい前にやっとテレビが開通したので、

毎日楽しみに観ています。

 

そもそも自分は実家を出てからずっとテレビを持たない生活をしていたので

あまり不便も感じていませんでしたが。笑

 

あったらあったで観てしまうなあ。

 

 

そして、昨年デザインフェスタで購入した手ぬぐい!

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お相撲さん柄で、ふとしたときにこれ見て癒されています(^^)

 

 

 

あまり焦らず、人に対してイガイガせずに過ごしたいものですな。

 

 

トイレ洋式化の夢

 

さて、長らく記事投稿をお休みしていましたが、久しぶりに書きます!

 

最近あたたかくて、気持ちに余裕も出てきました(^^)

 

 

前回和室に畳が入り、寝室ができたので

あとはトイレさえあれば、この家でとりあえず寝泊まりすることができます。

 

ここまでで約1ヶ月、夫のご実家に厄介になっているので

生活のメインをこちらに移行するためにはかかせない工事です。

 

さあ、トイレをつくろう!

覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが、

うちの当初の間取りを載せますと、こんな感じです。

 

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和式だったトイレをかえたい

トイレに関して一番の要望は、和式→洋式化!

 

そしてもともと少し狭いので、左側にある押し入れの方へ

広げて間仕切壁をつくる計画としました。

 

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押し入れの方に部屋を広げる

そしてトイレ入口の建具も引き戸がいいですね。

 

廊下に面してドア(開き戸)の多い建物は

使い勝手が良くないと思っています。

 

一人暮らしなら良いのですが、家族が多くなる程使いにくいと思われます。

(思わぬタイミングで開いてぶつかることも。。。)

 

階段下収納との兼ね合いで、どうしても引込み戸になってしまうので

メンテナンスに関してはまた後で考えていこうと思います。

 

 

トイレの工事を進めます!

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廊下突き当たりのトイレになる場所

ちなみに古い窓はそのまま使います。

 

ツタの入り込んだ外壁材を取り払い、新しい壁材を張ったところです。
 

 

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外側は透湿防水シートと気密テープ

外側は透湿防水シートで覆って、ひとまずは雨が降っても大丈夫です。

 

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断熱材も入ります

内側には断熱材も入れて、壁の下地をつくっていきます。

 

大工さんの家の倉庫から引っ張りだしてきた余り物を使っているので、

シートや断熱材の性能はそこまで良いものではありません。

 

それでも、入っていないよりは全然マシになります。

(そもそも新築の気密住宅のようなものではないので、割り切っています。)

 

 

ひとまず今回はここまで。

 

 

まとめ的なもの

和室なら和室、トイレならトイレ、と決めてぐいぐい進めています。

 

部分的に工事を進めていくのは、そこだけ進んだ感が出るので

なんだか達成感はあったりするのですが。

 

実は工事の出戻りが多かったり

職人さんの出入りの回数も増えたりするので、

仕事としてはおすすめできません。

 

しかし、住みながらのリフォームとなれば

この家と同じような進め方になるでしょう。

 

お風呂が使えない期間、トイレが使えない期間などは最小限にしたいですもんね。

 

我々は自宅なので行き当たりばったりで好きに進めています(^^;)

 

 

次回はトイレの完成までを書きたいと思います。

 

 

 

 

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